2022年2月10日
第5回 生命(いのち)を見つめるフォト&エッセー 受賞作品
小学生の部【文部科学大臣賞】
「やわらかいおむすび」
横山 紗来(12歳)兵庫県
「やわらかいおむすび」ってご存じですか。
祖父には誤嚥があり、ご飯はいつも
休日の昼食に、私が家族の分のおむすびを作って「塩辛い」「これは丁度いい」などと
祖父のご飯を、そのままの状態でおむすびにしたら団子になります。私は、祖父が薬を飲む時に使う服薬ゼリーをヒントに、水
味付けは悩みました。人工透析をしている祖父に塩味は禁物です。でも味を感じないと、ただの固めたご飯で、おむすびではありません。私が作りたいのは、祖父が「食べてみよう」と思って食欲が出てくるようなおむすびです。
祖父は他にも持病が多く、
そんな祖父が喜びそうな味付け、私はだしのうま味を使ってみることにしました。お米に細かく切った野菜と肉を入れ、減塩だしで炊き込みました。これをふちを残しておむすびの型に入れ、上からアガーを注いで固めると、やわらかいおむすびができあがりました。
祖父は一口食べると、「おいしい炊き込みご飯やけど、お
第5回 受賞作品
一般の部: 【 厚生労働大臣賞 】
【 日本医師会賞 】
【 読売新聞社賞 】
【 審査員特別賞 】
【 審査員特別賞 】
【 入選 】
【 入選 】
【 入選 】
【 入選 】
中高生の部:【 文部科学大臣賞 】
【 優秀賞 】
【 優秀賞 】
【 優秀賞 】
小学生の部:【 文部科学大臣賞 】
【 優秀賞 】
【 優秀賞 】