2024年2月21日
第7回 生命(いのち)を見つめるフォト&エッセー 受賞作品
小学生の部【優秀賞】
「わたしのこと」
青山 栞奈(8歳)京都府
わたしは、あせがでないびょうきです。
あせがでないので、うんどうをしたり、あつい日にそとにでるとねつがでてしまいます。じんましんというかゆいぶつぶつもでます。だから、このなつは学校にほとんど行けませんでした。毎日、たくさんのくすりをのんで、毎月いたいちゅうしゃをがんばっていますがなおりません。
びょうきはがんばってもなおるびょうきとなおらないびょうきがあります。
わたしのびょうきは、なかなかなおりません。つよいくすりをのんでいるので、かおがまるくなりました。せもなかなかのびません。かおのことを言われてかなしいきもちになったこともあります。
びょうきも大きくなってちりょうをしたらなおるかもしれませんが、それまではこのままの生活をつづけます。
花火をしたり、プールにもいきたいです。
でも今のわたしはいけません。
そんなわたしがかわいそうでしょうか? びょうきをみつけた先生が「今までたいへんだったね。」と言ってくれました。
たんにんの先生は「出きることだけがんばってくれたらいいよ。」と言ってくれました。
友だちは休みがおおいわたしがうんどうかいでダンスをまちがえたらそっとフリをおしえてくれました。
ちゅうしゃをがんばり、なかなかったと言うとたくさんほめてくれるおねえちゃんもいます。びょうきでつらいこともおおいけれど、いろいろな人からたくさんのやさしさをもらえてしあわせです。
わたしにはびょうきがあるけれど、目が見えない、耳がきこえない、手足にしょうがいのある人もいることを本でよみ、知りました。
みんなそれぞれいろいろなことをがんばっています。
わたしはみんなにつたえたいことがあります。せかいにはいろいろなしょうがいやびょうきの人がいます。みんなそれぞれのあたりまえがちがいます。みた目やできないことを口に出していわれたらきずつきます。
また、しょうがいやびょうきがかわいそうなわけではありません。みんなそれぞれのしあわせがあります。できる人ができない人をそっとささえられる、そんなやさしいせかいになってほしいです。
わたしはわたしのままでいいとおもっています。
第7回 受賞作品
一般の部: 【 厚生労働大臣賞 】
【 日本医師会賞 】
【 読売新聞社賞 】
【 審査員特別賞 】
【 審査員特別賞 】
【 入選 】
【 入選 】
中高生の部:【 文部科学大臣賞 】
【 優秀賞 】
【 優秀賞 】
【 優秀賞 】
小学生の部:【 文部科学大臣賞 】
【 優秀賞 】
【 優秀賞 】
【 優秀賞 】