10. よき祖先となるために
確実にやってくる地球温暖化の未来。今回のシンポジウムでは災害リスクを理解し、事前の災害対策として、国・地域レベルで密接に連携しておくことの重要性が繰り返し強調された。
「このシンポジウムが、50年先、100年先に『何らかの有益なバタフライ・エフェクトをもたらした企画だった』と⾔ってもらえれば」と期待する⼭⼝医師。
医療の境界線を越えた「オールジャパンの知の結集」は、災害医療を進化させる⼤きな可能性を秘めている。
(取材・構成 : H&K グローバル・コネクションズ)