医師は、日進月歩の医学、医療を実践するために、生涯にわたって自らの知識を広げ、技能を磨き、常に研鑽する責務を負っています。日本医師会は医師の自己学習・研修を効果的に行えるよう生涯教育制度を実施しています。
本制度は、医師の研修意欲をさらに啓発・高揚させること、一方で社会に対して医師が勉強に励んでいる実態を示し、国民からの信頼を増すことを目的としており、連続した3年間の単位数とカリキュラムコード数(同一コードは加算不可)の合計数が60以上の者に「日医生涯教育認定証」を発行します。
広く制度に参加いただけるよう医師免許取得直後から参加できます(最短で医師免許取得後3年で日医生涯教育認定証が発行されます)。
年度単位となっていますので、4月から翌年3月までに取得した単位・カリキュラムコードを、4月末日までに所属の郡市区医師会に提出して下さい。全国医師会研修管理システム※を利用する講習会等については、出席が記録されるため申告は不要です。
※全国医師会研修管理システム:都道府県医師会または郡市区医師会等が講習会等情報および出欠管理を行うオンラインシステム(以下、「研修管理システム」という。)
単位は、学習した時間を表し、各カリキュラムコードごとに集計されます。最小単位は学習時間30分で0.5単位です。
カリキュラムコードは、学習した領域を表し、日本医師会生涯教育カリキュラム〈2016〉(2022年4月版)に基づき、84種類のカリキュラムコードが設定されています。同一カリキュラムコードを重複取得してもカリキュラムコード数は加算されません。
※1・2は日医会員のみですが、3~7は日医非会員でも取得できます。
4月に申告のあった単位・カリキュラムコードに基づき、毎年11月頃に発行します。
連続した3年間の単位数とカリキュラムコード数(同一コードは加算不可)の合計数を60以上取得することにより、3年間の認定期間が明記された日医生涯教育認定証を発行します。
※学習単位取得証および日医生涯教育認定証は、発行対象の方全員に都道府県医師会を通じてお届けします。