横倉義武会長は5月13日に行われた定例記者会見で、「医療機関は依然として逼迫しており、新型コロナウイルス感染症の再拡大に備えた医療提供体制を更に整備していかなければならない状況の中で、今般、多くの企業・団体からご支援を頂いた」と述べ、感謝の意を示した。
横倉会長は具体的な事例として、1)N95マスク30万枚および防護服15万着(日本医療国際化機構を通じて、アリババ公益基金会とジャック・マー公益基金会のジャック・マー会長より、3月のKF94マスク12万枚に続き)2)アルコール消毒液1万本(株式会社資生堂)3)サージカルマスク1万枚(BSフジプライムニュース)4)サージカルマスク1万枚(日本フットボール協会)5)アルコールスプレー容器9,000個(佐多宗二商店)6)飲料(日本コカ・コーラ株式会社)7)3億円(アフラック生命保険株式会社)―を挙げるとともに、個人の方からもたくさんの支援を頂いたことを紹介。
横倉会長は、「今回のご支援に応えるべく、引き続き、新型コロナウイルス感染症の早期収束に向けて尽力していきたい」とするとともに、政府と顔の見える関係を構築しながら、政府による医療用物資の配布と併せて、医療現場の不足感を少しでもやわらげられるように努めていくとした。
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