いつか再び最前線で働きたいと思いながら、週1日の勤務を続けています。 (産婦人科、30代)

    公開日:2021.09.15 / 最終更新日:2022.05.12

私は大学院の時に結婚、出産しました。早期の仕事復帰を考えていましたが、子どもに重度の持病があり、研究を継続するのは困難でした。途中で投げ出す形になるのは申し訳ないと思いましたが、「仕事はこの先いくらでもできるが、小さい命を支えるのは今しかない」と、教授や医局長にも後押ししていただき、子育てを優先することに決めました。

細々とでも勤務し続けることが大切だと思い、専門外来ができる職場を自身で探しました。子どものことを考えると急な欠勤や早退が許容されることが必須でした。主人は多忙で、家のことは私が一手に担う必要があったため、短時間の勤務を希望しました。
現在は自宅近くのクリニックで週1日働き、他にも以前の勤務先で分娩立ち会いや外来を月1回程度行ったり、女性医師バンクからの紹介でスポット勤務を行ったりしています。

もともと最前線でバリバリ働きたいと思っていたので、その目標は今も心にあります。できるかどうかわかりませんが、子育てが落ち着いたら、周産期センターで働きたい、当直もしたいと思っています。さらに、子育ての経験を患者さんに還元できたらいいですね。
配偶者の仕事、両親の支援、職場の状況、仕事や子育てをどの程度していくのか…状況や考え方は人それぞれです。ただ、いずれまた医師として活躍したいなら、週1日でも勤務し続けることは大切だと思います。


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