ドイツ医師会年次総会
ドイツ医師会年次総会
第129回ドイツ医師会年次総会が、ザクセン州のライプツィヒで5月27日から30日を会期として開催され、日本医師会から同医師会クラウス・ラインハルト会長の招待により、角田徹副会長、濱口欣也常任理事が参加した。
総会には、ドイツ全土の医師会からドイツ医師会代議員250名等代表者に加え、世界医師会や約30カ国医師会から約70名の海外賓客が参加した。
27日の開会式典では、エリック・ボーデンディーク州医師会長、ペトラ・ケッピング州社会問題・保健・社会結束担当大臣、マルティナ・ミュンヒ ライプツィヒ市長のあいさつに続き、ラインハルト ドイツ医師会長とニナ・ワーケン ドイツ連邦保健大臣が演説を行った。
総会では、医療と研究における人工知能(AI)の活用、専門医研修、生涯教育などのテーマについて議論された。
ドイツ訪問に合わせて、ドイツ連邦保険医協会のアンドレアス・ガッセン会長、ステファン・ホーフマイスター副会長、シビル・シュタイナー副会長とも面談を行った(写真左)。
その中ではAI、遠隔医療、医師の働き方、出産にかかる制度等、両国の最新の動向について意見交換を行い、今後も継続して情報交換していくことを改めて確認した。