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平成30年(2018年)3月20日(火) / 日医ニュース

「医学と医療の深化と広がり~健康長寿社会の実現をめざして~」をテーマに開催

「医学と医療の深化と広がり~健康長寿社会の実現をめざして~」をテーマに開催

「医学と医療の深化と広がり~健康長寿社会の実現をめざして~」をテーマに開催

 「第30回日本医学会総会2019中部」記者発表会が2月28日、日医会館で行われた。
 本総会は、「医学と医療の深化と広がり~健康長寿社会の実現をめざして~」をメインテーマとして、学術集会(平成31年4月27~29日、名古屋国際会議場など)、学術展示(4月26~29日、名古屋国際会議場など)、市民展示(3月30日~4月7日、ポートメッセなごや)、医学史展(3月2日~4月28日、名古屋大学博物館)などがそれぞれ開催される他、今後の医学会を活性化するため、医学上、優れた業績を上げた若手研究者を表彰する日本医学会総会奨励賞が新設されることになっている。
 今回の記者発表は、開催までおよそ1年となることから、その概要を説明するために行われたものである。
 冒頭あいさつした横倉義武会長は、医学会総会が一世紀以上にわたり、日本の医学・医療の発展に貢献してきたことに謝意を示した上で、今回の総会のプログラムに「グローバル化する日本の医療」が取り上げられたことに言及。「医療のグローバル化は避けては通れない問題となっており、総会での議論が、現在日本が直面している多くの問題の再認識と、その解決の糸口になることを期待している」と述べた。
 門田守人日本医学会長は、「医療を取り巻く問題が時々刻々と変わる中で、今回の総会の四つの柱は今の時代に合致したものになっている。日本医学会としても、総会を成功させるため、全力で協力していきたい」とした。
 引き続き、今回の総会の会頭である齋藤英彦名古屋大学名誉教授が、総会の基本構想である四つの柱(①医学と医療の新展開②社会とともに生きる医療③医療人の教育と生き方④グローバル化する日本の医療)や、学術集会・学術展示に3万人、市民展示・医学史展に30万人を参加目標に掲げていること等を概説した。
 その後は、髙橋雅英準備委員長(名大理事)が総会の概要、門松健治プログラム委員長(名大教授)が学術講演、若林俊彦展示委員長(名大教授)が展示会事業、長谷川好規総務委員長(名大教授)が日本内科学会総会・講演会との連携について、それぞれ説明した。

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