令和6年度第3回医師会共同利用施設検討委員会が3月7日に開催され、(1)第31回全国医師会共同利用施設総会について、(2)会長諮問「地域に根ざした医師会共同利用施設のあり方~2040年問題が及ぼす影響と対策」について、(3)医師会共同利用施設の設立状況等(2025年4月1日現在)調査について議論が行われた。
(1)第31回全国医師会共同利用施設総会については、前回委員会で候補として選出されたほとんどの施設より内諾が得られた旨報告がなされた他、総会参加状況を把握するための予備調査案について説明がなされた。施設見学先としては2カ所検討されている他、もう1カ所検討しているところについても調査に含め、回答状況を踏まえて決定することとなった。
(2)会長諮問に関する議論では、前回に引き続き、各委員から提出されたレポートに基づいて、今回は検査・健診センター関係を中心に議論が行われた。佐賀県健康づくり財団の統合による影響についてのアンケート調査や、埼玉県の検査健診センターにおける調査では、現況をはじめ、今後の受診率や人材確保問題、医療用AIの導入や課題等についての発表がなされた他、複数の検査センターによる試薬の共同購入、補助金の問題等、活発な意見交換が行われた。
(3)医師会共同利用施設設立状況等(2025年4月1日現在)調査については、前回の鏡文からの修正箇所等について検討が行われ、原案通り承認された。
なお、次回は5月9日に開催され、介護保険関連施設関係を中心に議論を行う予定である。
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