黒瀬巌常任理事は1月10日の定例記者会見で、第12回「日本医師会 赤ひげ大賞」(主催:日本医師会、産経新聞社、協力:都道府県医師会、特別協賛:太陽生命保険)の受賞者として、「赤ひげ大賞」5名、「赤ひげ功労賞」14名が決定したことを発表した。
本賞は、地域の医療現場で長年にわたり、健康を中心に地域住民の生活を支えている医師にスポットを当て、その活躍を顕彰することを目的として、平成24年に日本医師会と産経新聞社が創設したものである。
12回目となる今回は、昨年11月9日に日本医師会小講堂で選考会を開催。受賞者の選考に当たっては、前回より、医学生(今回は岐阜大学と佐賀大学に地域枠で入学した学生)に選考委員として参加してもらい、「将来このような医師になりたい」という視点から、選考を行ってもらった。
その結果、都道府県医師会から推薦された候補者から19名を「赤ひげ功労賞」に選考し、その中から5名を「赤ひげ大賞」に選定した。「赤ひげ大賞」には、千葉県医師会推薦の清水三郎先生、岐阜県医師会推薦の安福嘉則先生、愛知県医師会推薦の亀井克典先生、奈良県医師会推薦の武田以知郎先生、福岡県医師会推薦の北野明子先生が選ばれた。
選考委員でもある黒瀬常任理事は、「長年にわたり地域住民に寄り添い、それぞれの地域の課題解決に取り組んでこられた、素晴らしい功績の方ばかりであった」と今回の選考を振り返った上で、「多くのマスコミの皆さんに取り上げてもらえることは受賞者の励みにもなる」と強調。また、「受賞者の功績を知ることで、一人でも多くの方々に、受賞者のようなかかりつけ医をもちたいと思ってもらえればありがたい」と述べた。
なお、表彰式・レセプションは、3月1日に都内ホテルで開催する予定である。
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