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令和5年(2023年)8月20日(日) / 日医ニュース

「野口英世アフリカ賞」に対する貢献で紺綬褒章が授与される

田和事務次官(左)と角田副会長(中央)田和事務次官(左)と角田副会長(中央)

田和事務次官(左)と角田副会長(中央)田和事務次官(左)と角田副会長(中央)

 日本医師会の「野口英世アフリカ賞」基金に対する協力に対して、政府から紺綬褒章を授与されることになり、7月13日に内閣府で行われた伝達式には日本医師会を代表して角田徹副会長が出席した。
 「野口英世アフリカ賞」は、野口博士の志を引き継ぎ、アフリカのための医学研究・医療活動それぞれの分野において顕著な功績を挙げた方々を顕彰し、アフリカに住む人々、ひいては人類全体の保健と福祉の向上を図ることを目的として設けられた賞である。
 今回の褒章は、日本医師会が「野口英世アフリカ賞」基金に対する寄附の実施とともに、基金の意義への深い理解と多大な協力を示したことが評価され、贈呈されたものである。

230820f2.jpg 当日は、日本医師会と企業1社が褒章授与の伝達を受け、角田副会長が、田和宏内閣府事務次官より表彰状を授与され、日本医師会らに謝意が述べられた。
 これに対し、角田副会長は、まず受章に対する御礼の言葉を述べた後、今回の受章について、「医学の発展、日本のみならず世界の公衆衛生の向上を使命とする日本医師会にとって力強い後押しになるとともに、17万人余りの日本医師会員にとっても大変名誉なこと」と強調。併せて、今後の活動の励みとするため、今回の受章を会員に広報していく意向を示した。
 その後の懇談の中では、2022年8月に初めて海外(チュニジア)で開催された野口英世アフリカ賞の授賞式などが話題に上がり、終始和やかな雰囲気のうちに伝達式は終了した。

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