松本吉郎会長は4月24日、デジタル庁を訪れ、河野太郎デジタル大臣と会談を行った。
会談では、まず、河野大臣が初代の新型コロナウイルスワクチン接種推進担当大臣を務めていた（2021年1月から同年10月）ことから、新型コロナウイルスワクチン接種に対する日本医師会のこれまでの協力に関して、改めて謝意を表明。これに対して、松本会長は「現状の感染状況は落ち着いてきてはいるものの、ワクチン接種を含む新型コロナウイルス感染症対策はこれからも必要になる」と述べ、日本医師会として、その対応に引き続き協力していく意向を伝えた。
また、医療DXについては、松本会長が今後もデジタル庁と連携してその推進に協力していく考えを示した他、現状においてはさまざまな課題もあることから、引き続き両者が緊密に情報共有を行っていくことを確認した。
その他、当日の会談では、学生時代に行っていた陸上競技の話などといった職務以外の共通の話題についても話が及ぶなど、親交がより深まった懇談となった。
