季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、特に小児用の解熱鎮痛薬等の在庫がひっ迫しているとして、厚生労働省より下記の対応に関する協力依頼が来ております。先生方におかれましてはぜひ、ご協力をお願いいたします。
1.解熱鎮痛薬等(散剤を含む)につきましては、返品が生じないよう、買い込みは厳に控えて頂き、当面の必要量に見合う量のみをご購入頂く。
2.解熱鎮痛薬として、アセトアミノフェン製剤だけでなく、代替薬として他の解熱鎮痛薬(イブプロフェン、ロキソプロフェンなど)の使用につきましてもご考慮頂く。その際には、1.と同様に買い込みは厳に控えて頂く。
3.小児用の散剤やシロップ製剤の不足が生じた場合には、必要に応じ、①5歳以上で錠剤が服用できる患者への錠剤の使用②必要に応じて処方医と薬剤師が相談の上、錠剤を粉砕し乳糖などで賦形(ふけい)して散剤とするなどの調剤上の取り組み―などの対応についてもご考慮頂く。