神奈川県医師会　県民集会「国民医療を守るための神奈川県総決起大会」を開催

　12月22日（火）午後５時30分から、横浜市内の県総合医療会館において神奈川県民医療推進会議（会長=古谷 正博・神奈川県医師会長）主催による、県民集会「国民医療を守るための神奈川県総決起大会」を開催しました。（参加者 210名）

　当日は、(1)「医療と消費税・財政問題―持続可能な医療・社会保障の確立 のために―」（窪倉県病院協会副会長）、(2)「国民医療を守るために」（菊 岡県医師会副会長）を柱として、基調講演、県民を交えての意見交換が行われ、 最後に満場一致で決議を採択しました。

　なお、決議は、県議会等を通じ国（総理大臣、関係省庁等）へ要望する予定 であります。

決　　議

　国民の健康への願いは「国民皆保険」を実現させ、我が国は世界最高の健康 水準を達成した。

　今後さらなる超高齢社会を迎える中で、我が国が自信を取り戻し、発展をし 続けていくためには、社会保障を充実させ、国民に将来の安心を約束していく ことが重要である。

　よって、本会議の総意として次のとおり要望する。

一、 国民に必要かつ十分な医療・介護を提供するための適切な財源の確保

一、 国民と医療機関等に不合理な負担を生じさせている医療に係る消費税問題の抜本的な解決

　　　　　　　　　　　　　　以上、決議する。

平成27年12月22日

　　　　　　　　　　　　　　神奈川県民医療推進会議

　　　　　　　　　　　　　　（文責：神奈川県医師会理事　梶原　光令）