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子宮頸がんは、20歳代後半から30歳代後半という若い世代の方でもかかりやすいがん1)です。そのため、20歳からの検診が推奨されています。
がんは若い頃にはならないものと考えがちですが、そうではないがんもあります。20歳代から子宮頸がん検診を受けましょう2)。1)国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録), 2025
2)がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和6年2月14日一部改正) -
視診、子宮頸部の細胞診を受ける事は恥ずかしいかもしれません。しかし、若い年代で子宮頸がんにかかる方は20年前に比べて増えています1)。がんになるかもしれないという可能性を考えて、勇気をもって検診を受けてみてください。
1)国立がん研究センター
がん情報サービス「がん
統計」(全国がん罹患モ
ニタリング集計(MCIJ)) -
生理中の場合でも検査は出来ますが、正しい結果が得られない事もあります。生理期間は受診できないと定めている自治体もあるため、各自治体の子宮頸がん検診の注意事項を確認してみてください。
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市区町村による住民健診、職場での検診などによって自己負担額は異なります。各自治体の検診を受ける方は、こちらのページより各自治体のがん検診ホームページまたはがん検診窓口へお問い合わせください。
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精密検査には、コルポ診と組織診があります。
コルポ診とは、コルポスコープというライトの付いた拡大鏡のような機械で、異常箇所があるか確認します。コルポ診で異常が発見された場合には、その箇所の細胞を採取する組織診が行われます。 -
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスの持続的な感染が原因となって発症します。そのヒトパピローマウイルスの感染を予防するワクチンがあります。
子宮頸がんワクチンについては、厚生労働省のHPVワクチンに関するQ&Aをご覧ください。