2024年2月2日
日本医師会サイバーセキュリティ支援制度
近年サイバー攻撃による被害は増加し、今後もその傾向は続くと見込まれています。直近でも、医療機関を標的としたランサムウェア攻撃やEmotetをはじめとする標的型メール攻撃が多発化しており、医療提供体制に影響を及ぼすケースも発生しています。
日本医師会としてもこの事態を深刻に受け止め、対応策を検討した結果、2022年6月より会員のサイバーセキュリティ対策の一助となるような基礎支援策から成るサイバーセキュリティ支援制度を創設し、2023年6月1日には改訂を行い、支援内容をさらに拡充いたします。制度の詳細はメンバーズルーム内に掲載しています。是非ご利用ください。
サイバーセキュリティに関連する日常の些細なセキュリティトラブルから重大トラブルまで幅広くご相談いただける相談窓口を設置いたします。本窓口は無料で何度でもご利用いただけます。
(相談内容に関しては、今後のサービス向上を目的に定期的に日本医師会と共有されます。)
(1)具体的なサービスご提供内容 |
■1次対応 ネット接続の不具合やウイルス感染等の日常診療業務におけるトラブルに対して、初期のアドバイスやウイルス駆除、セキュリティ診断のリモートサポート等を行います。 ■2次対応 不正アクセスや情報漏えい等の高度な専門性を要する重大なトラブルに対して、より専門的な観点でのアドバイスを実施いたします。また会員様の要望に応じた専門事業者(フォレンジック事業者(※)、弁護士)のご紹介を行います。 |
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(2)窓口運営時間 | 年中無休 6時~21時 |
(3)ご連絡先 | TEL:0120-179-066 |
(4)費用 | 無料(何度でもご利用可能です) |
(5)利用時の注意点等 | 相談窓口はご利用時には、電話口で日本医師会A①会員が開設・管理する医療機関または介護サービス施設・事業所であることを確認させていただきます。具体的には A①会員名、医療機関名または介護サービス施設・事業所名、所在地、医籍番号(6桁)もしくは会員番号(10桁) を確認いたしますので、これらが分かるものをご用意のうえご連絡ください。 A①会員本人に加え、職員の方からのお問合せも可能です。 都道府県医師会・郡市区医師会の事務局からのお問合せも可能です。 |
(※)フォレンジック事業者とは、セキュリティ事故発生時に原因究明などのために、コンピュータに残された証拠を調査する専門事業者のことを指します。
◆制度の詳細はメンバーズルーム、またはリーフレットをご覧ください。
日本医師会サイバーセキュリティ支援制度(会員限定メンバーズルーム)
※メンバーズルーム内に掲載しているため、アクセスするには日医会員用ユーザID、パスワードが必要です。
関連動画
医療機関を標的としたランサムウェア攻撃やEmotetを始めとする標的型メール攻撃が多発し、医療提供体制に影響を及ぼすケースも発生していることを深刻に受け止め、日本医師会では、2022年6月から『日本医師会サイバーセキュリティ支援制度』の運用を開始しています。
日本医師会サイバーセキュリティ相談窓口「サイ窓」
制度の中心となる「サイバーセキュリティ相談窓口」をキャラクター化した「サイ窓」が、制度の概要を簡単にご紹介します。 |
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「教えて!日医君!~今、求められるセキュリティ対策~」Part2
本動画では、制度の概要と、制度の運用開始から1年が過ぎたことを踏まえて、サポート内容を充実させたので、その内容についても、日本医師会常任理事の長島公之先生が説明しています。 |
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「教えて!日医君!~今、求められるセキュリティ対策~」
本動画の本動画の前半は「サイバー攻撃の種類や手口とその目的」「どんな施設が狙われてしまうのか」等について分かりやすく説明している他、日頃から行っておくべき対策やサイバー攻撃を受けてしまった場合の対応方法等を、個人と組織に分けて解説しています。 |
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