2024年4月16日
日本医師会医師賠償責任保険制度
日本医師会は、会員の皆様が安心して医療活動に専念していただくために、A会員【A①、A②(B)、A②(C)の会員】を対象とした医師賠償責任保険制度を整えています。
詳細については、入会時に送付される「日本医師会医師賠償責任保険制度ハンドブック」をご確認ください。
制度紹介動画はこちら(公式YouTube)
※QRコードをスマホで読み込んで動画をご覧いただくことも可能です。
日本医師会医師賠償責任保険制度の特長
(1)A会員(※)のための日本医師会オリジナルの医師賠償責任保険制度です。
日本医師会が契約者となり、A会員(※)のすべてを対象とした医師賠償責任保険で、個別加入手続きは不要です。
対象となるA会員とは【A①、A②(B)、A②(C)の会員】です。
(2)紛争解決に当たって中立公正な審査機構が審査を行います。
この制度の対象となる紛争の公正妥当な解決を図るために、賠償責任審査会が中立の立場で医学的、法律学的見地から審査を行います。
(3)日本医師会・都道府県医師会・郡市区医師会・保険会社が協力して紛争解決に当たります。
迅速・適正な紛争解決を図るために、日本医師会・都道府県医師会・郡市区医師会・保険会社が協力して紛争処理にあたります。
日本医師会医師賠償責任保険の内容
(1)保険の対象となる会員
以下の日本医師会会員が対象となります。
A① | 病院・診療所の開設者、管理者及びそれに準ずる会員 |
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A②(B) | 上記A①会員及びA②会員(C)以外の会員 |
A②(C) | 医師法に基づく研修医 |
(2)対象となる事故
医療行為によって生じた身体の障害につき損害賠償を請求され、その請求額が100万円を超えるものが対象となります。
(3)支払限度額
損害賠償金の年間総支払限度額(最高限度額)は、1事故1億円、保険期間中3億円となります。
(4)免責金額
1事故 100万円(同一医療行為につき)
日医医賠責特約保険(任意加入)について
- A会員以外の医師が起こした医療事故で、開設者・管理者としての賠償責任にも備えたい
- 法人(99床以下の法人立病院と法人立診療所)の責任部分にも備えたい
- 高額賠償事例に備えたい(1事故3億円、保険期間中9億円まで。なお、損害賠償請求日が令和2年6月以前の事故につきましては、1事故2億円、保険期間中6億円まで)といったニーズに応えられるよう日本医師会では、A会員の任意加入方式による日医医賠責特約保険に加入することができます。