医師のみなさまへ

2024年1月30日

看護師の特定行為研修制度について

 高齢化の進展、医療の高度化・複雑化が進む中で、それぞれの医療従事者が高い専門性 を発揮しつつ、互いに連携し、患者さんの状態に応じた適切な医療を提供することが求められています。
 こうした中で、平成27年10月からスタートした看護師の特定行為研修制度は、医師があらかじめ作成した「手順書」に基づき、看護師が患者さんの状態を見極め、適切なタイミングで特定行為(診療の補助)を行う制度です。
 特定行為研修を修了した看護師は、在宅医療の推進や、医師の働き方改革に伴うタスク・シフト/ シェアの推進にも資することが期待されています。
 ぜひ、特定行為研修制度を知っていただき、ご活用ください。

1.「看護師の特定行為研修の修了者に関する医師との協働の事例集」(令和4年度厚生労働省補助事業)

 特定行為研修修了者の効果的な配置と活動を推進することを目的に、医師及び医療機関の管理者を対象に、特定行為研修修了者と医師との協働の事例を紹介するものです。

看護師の特定行為研修の修了者に関する医師との協働の事例集【厚生労働省ホームページ】

看護師の特定行為研修の修了者に関する医師との協働の事例集(修了者の配置・活動を推進する医師に向けた参考事例)(7.6MB)

3.手順書例集

 医師が特定行為研修修了者に対して示す「手順書」については、厚生労働省の研究事業として事例集が作成されており、これを適宜アレンジしていただくことが可能です。

特定行為にかかる手順書例集(平成27年度厚生労働省看護職員確保対策特別事業)【厚生労働省】(1.4MB) 

在宅領域における手順書例集(令和元年度厚生労働省事業)【厚生労働省】(250KB) 

【問い合わせ先】

日本医師会 地域医療課
TEL:03-3946-2121(代)