2023年10月18日
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
ACP(Advance Care Planning)とは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、 本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、本人による意思決定を支援する取り組みのことです。
死期のいかんではなく、最期まで尊厳を尊重した人間の生き方に着目した最適な医療・ケアが行われるべきだという考え方により、厚生労働省は、平成27年3月に「終末期医療」を「人生の最終段階における医療」という表現に改めました。
これを受け、日本医師会生命倫理懇談会では、「終末期医療に関するガイドライン」を見直し、「人生の最終段階における医療・ケアに関するガイドライン(令和2年5月)」へ改訂しました。
◆人生の最終段階における医療・ケアに関するガイドライン:令和2年5月
◆終末期医療 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)から考える:2018年4月
- 終末期医療の中でどのようにACPに取り組めばよいかという視点で作成されました。文中の「患者さん」を「本人」と読み替えて、広くご利用ください。
- リーフレットをご希望される医療・介護施設の方は、問い合わせ先までご連絡ください。
◆日医e-ラーニング:「アドバンス・ケア・プランニング:ACP(人生会議)」(CC・2:医療倫理:臨床倫理) をぜひ受講なさってください(2023年10月リリース)。
- 日医会員限定のコンテンツです。
視聴するためには「ユーザーID・パスワード」の入力が必要です。
◇関連リンク
厚生労働省ホームページ: 「人生会議」してみませんかACPを広く国民に普及し、理解を深めてもらうことを目的とした動画、学習サイト、自治体における取組事例や医療ケアチームの支援事例等が掲載されています。
- お問い合わせ
-
日本医師会医療技術課: