2025年4月18日
紙カルテ利用の診療所の電子化対応可能性に関する調査
調査の目的等

日本医師会は、現在、紙カルテを利用中の先生方が、今後も、医療提供を継続できることが、医療DXを進めていく上での大前提と考えております。この大前提を守りながら、ご希望の場合には電子カルテをできるだけ導入しやすくするために、国など関係者へ働きかけを行う際の重要な根拠となる資料を作成することを目的に、紙カルテ利用中の診療所における電子化対応の可能性について調査を実施することといたしました。
電子カルテは、上手に活用できれば非常に有用なツールですが、様々な事情で、導入を難しいと考えておられる先生方もいらっしゃると思います。現時点で電子カルテを義務化するという話は挙がっていないものの、万一義務化されるようなことになれば、電子カルテを利用できない先生方が医療を継続できないことになり、医療の崩壊も懸念されますので、日本医師会は、電子カルテ導入を義務化すべきではないと考えております。
ご多忙のところ誠に恐縮ではございますが、現在、紙カルテを利用中の先生方が、将来も医療を継続できるために、本調査の趣旨をご理解いただき、ご協力くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
調査で得られた情報の取り扱い
本調査で得られた情報は、本調査の目的以外の用途で使用することはありません。
調査の実施体制
本調査は、日本医師会が実施します。
調査対象
紙カルテを利用中の無床診療所・有床診療所
調査の回答時点
2025年4月1日時点の情報をご回答ください。
調査の実施期限
本調査は、2025年5月12日(月)までにご回答をお願いします。
調査の回答方法
①か②のどちらかの方法で回答をお願いします。両方回答する必要ありません。
問合せ先
日本医師会 情報システム課 TEL:03-3946-2121(代)