新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、日本医師会員の強力な団結の下、国民と共に、オールジャパンでこの困難を乗り切って参りたいと考えています。
今号では本県医師会の取り組みをご紹介いたします。
〇郡市等医師会との連携・協力
新型コロナウイルス対策郡市等医師会長会議を令和2年3月4日に開催して以降、11月末まで計6回開催しています。
〇県との連携・協力
茨城県との意見交換会を4回開催しました。
〇医療機関に対する支援
・県医師会員向け動画制作(体制整備、検体採取)
「次のインフルエンザ流行に備えた体制整備」「検体採取」の2本の動画を制作し、会員専用のWEBページに公開しています。
<次のインフルエンザ流行に備えた体制整備>
冒頭のあいさつでは、鈴木邦彦会長が医療現場への敬意と感謝を述べるとともに、今冬のインフルエンザ流行に備えた体制整備に関して直接会員に語り掛ける内容となっています。
また、茨城県の担当課に体制整備のポイントを解説してもらうことで、会員への理解を促しています。
<検体採取>
診療・検査医療機関の指定を受け、自院にて新型コロナウイルスの検体採取を行う医療機関のために、最新の情報を盛り込みました。鼻咽頭ぬぐい液、鼻腔ぬぐい液(医療者)、鼻腔ぬぐい液(患者の自己採取)、唾液の四つの方法を収録しています(別掲)。
・医療機関掲示物の作成(医療機関を受診する際のお願い、新型コロナウルス感染症に関する相談先が変わりました)
・季節性インフルエンザワクチンの供給不足改善に関する要望(日本医師会、医薬品卸業組合)
〇県民への啓発・広報活動
四師会(茨城県医師会・茨城県歯科医師会・茨城県薬剤師会・茨城県看護協会)で別掲のメッセージを発出しました。