日医は、昨年12月17日開催の令和元年度第9回理事会で、令和元年度日医会員数調査の結果(令和元年12月1日現在)を報告した。
それによると、会員総数は172,763人で、対前年比1,613人増と7年連続の増加となったことが明らかとなった。
会員数の内訳は、A①会員83,368人(構成割合48.3%)、A②会員(B)39,781人(同23.0%)、A②会員(C)2,360人(同1.4%)、B会員43,747人(同25.3%)、C会員3,507人(同2.0%)となっている。
A①会員は微減したものの、A②会員(C)、C会員については、それぞれ対前年度比560人、258人の増加となった。
なお、A①会員の内訳は、病院開設者が3,985人(構成割合4.8%)、診療所開設者が70,473人(同84.5%)、管理者が7,562人(同9.1%)、その他が1,348人(同1.6%)となっている。
この結果を受けて、横倉義武会長は、「会員数は7年連続で増加はしているものの、医学部卒業生の人数を考えれば、まだまだ少なく、引き続き、組織強化に向けた取り組みを進めていきたい」としている。
なお、この結果を受けて、日医の代議員・予備代議員(任期:令和2年6月開催予定の定例代議員会~令和4年6月開催予定の定例代議員会の前日)の定数が決定した。
茨城・埼玉・神奈川・愛知・鹿児島の各県医師会がそれぞれ1名ずつ増加する一方、岡山県医師会が1名減少するため、定数は4名増の372名となった。