日本医科学生総合体育大会
東医体夏季競技の部分開催について
第65回東医体夏季競技の部分開催を受けて
第65回東日本医科学生総合体育大会 札幌医科大学運営本部 運営本部長
札幌医科大学医学部医学科4年 真鍋 壮大郎
第65回東医体夏季競技は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて再度開催について検討した結果、バスケットボール・準硬式野球・水泳・ヨット・ボート・馬術の6競技での部分開催という形で開催しました。一度全競技の開催が決まった後での変更であったことや、3年ぶりの開催ということもあり、参加者の皆様全員のご期待に添える形にならなかったことは、本当に残念でなりませんが、何卒ご理解いただければと存じます。
とはいえ、ひとまず東医体の復興に向けて一歩を踏み出せたのも事実ではないかと考えております。改めまして、ここまで第65回東医体に対しご支援・ご協力を賜りました関係者の皆様には心より感謝申し上げます。
我々第65回東医体運営委員会は冬季競技に向けて準備を行っていきますので、今後とも変わらぬご支援・ご協力のほどをよろしくお願いいたします。
下山か登頂か
-第65回東日本医科学生総合体育大会部分開催で思うこと-
第65回東日本医科学生総合体育大会 理事長
札幌医科大学呼吸器外科 教授・学生部長 渡辺 敦
![](/doctor-ase/vol43/images/med43-id13club-e_main.png)
多くの学生・関係者の切望にもかかわらず、第65回東日本医科学生総合体育大会(東医体)は、大部分の競技を中止せざるを得ず、一部の開催のみ認める部分開催となりました。この決定に至るまでに、7月初旬の緊急理事会、評議員に対する緊急意見聴取など皆様に多大なお手数をお掛けしましたことを深謝いたします。現時点でも、COVID-19の重症化率は低減したものの感染力は増加し、その脅威は消えていません。行動制限がなされていない社会状況の中で違和感を覚える方々も存在していることは存じておりますが、将来医療に関わる医学生が主催し、参加する体育大会であり、この決定は妥当であったと考えております。開催競技は、冬季開催予定競技を除きバスケットボール・準硬式野球・水泳・ヨット・ボート・馬術となり、一つの屋内競技と五つの屋外競技となります。各競技とも運営委員会が作成したCOVID-19感染予防、および感染者などが発症した場合の対応策を厳守したうえで競技に臨んでいただきたいと思います。
競技開催中止に追い込まれた学生を含み、大会の準備・開催に関わった学生は、決して負の遺産のみを受け取ったわけではありません。この間、経験した「艱難辛苦」と新たに得られた友は、今後医学を通して人生を歩む君たちに将来の財産となるべきものを残していてくれているはずです。また、少数ですが競技への参加・運営に携われた学生諸君は喜びと貴重な経験を得たことになります。
最後に、大会運営上の準備ならびにぎりぎりまで大会開催にご尽力いただいた運営委員会のメンバー、関係各位に心から感謝申し上げるとともに、一部開催競技の運営上の無事と各競技における熱戦、さらには第66回東医体がCOVID-19に負けず全開催されることを祈念いたします。
第65回東日本医科学生総合体育大会 各競技結果一覧
水泳
男子
![](/doctor-ase/vol43/images/med43-id13club-e_sub2.png)
1位 慶應義塾
2位 横浜市立
3位 山形
4位 日本
女子
![](/doctor-ase/vol43/images/med43-id13club-e_sub1.png)
1位 福島県立医科
2位 東京
3位 信州
4位 埼玉医科
ヨット
1位 東北
2位 千葉
3位 順天堂
4位 横浜市立
ボート
1位 東北
2位 東京
3位 日本医科
4位 福島県立医科
馬術
![](/doctor-ase/vol43/images/med43-id13club-e_sub3.png)
1位 昭和
2位 東京医科
3位 慶應義塾
4位 山梨
※バスケットボール・準硬式野球については、感染者が出たため中止となり、総合結果はなし。
※寄稿:2022年8月
※寄稿者の所属は寄稿時のものです。
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