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令和5年(2023年)6月20日(火) / 日医ニュース

ドイツ医師会年次総会に出席

ラインハルトドイツ医師会長(右から3人目) ヘンケ州医師会長(右端)ラインハルトドイツ医師会長(右から3人目)
ヘンケ州医師会長(右端)

ラインハルトドイツ医師会長(右から3人目) ヘンケ州医師会長(右端)ラインハルトドイツ医師会長(右から3人目)
ヘンケ州医師会長(右端)

 第127回ドイツ医師会年次総会がノルトライン=ヴェストファーレン州のエッセンで5月16日から19日を会期として、「健康教育:知識から行動へ」、「医療専門職における自由と責任」をテーマに開催され、同医師会クラウス・ラインハルト会長の招待に応じ、日本医師会から角田徹副会長、今村英仁常任理事が出席した。
 総会には約250名のドイツ医師会代議員に加え、世界医師会や欧州各国医師会から約50名が参加した。
 16日に開催された開会式典では、ルドルフ・ヘンケ州医師会長、カール・ラウターバッハ連邦保健大臣、カールジョセフ・ローマン州労働・厚生・社会大臣、トーマス・クーフェン エッセン市長からそれぞれあいさつが行われた。
 ラインハルト会長はあいさつで、「約55万人の医師を代表する組織としての最も重要な任務の一つは、医療分野の異なる専門職の連携を推進することにある」と強調。また、困難な時期に総会に参加したウクライナ医師会の代表を歓迎し、医療支援を通じた連帯の意を表明した。
 なお、会期中にはドイツ医師会の会長選挙も行われ、ラインハルト会長が再選(2期目)された。

230620i2.jpg その他、今回の出張中にはドイツ連邦保険医協会との面談も行い、アンドレアス・ガッセン会長、ステファン・ホーフマイスター副会長、シビル・シュタイナー副会長との間で、COVID―19への対応、医師の労働時間や働き方、医師の偏在等、両国の医療政策における最新の動向について意見交換を行い、今後も情報共有を図るとともに、協力していくことを改めて確認した。

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