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有床診療所とは
有床(ゆうしょう)診療所とは、19床以下のベッドを持ち、通院治療ならびに必要に応じて入院治療を行える小規模な医療施設です。入院機能を持つことから、分娩や手術なども行っており、地域の患者さんのニーズに柔軟に対応し、地域に密着しての医療を提供しています。
有床診療所は、地域で様々な医療を受けられる身近な存在であるとともに、地域医療の根幹を担う医療施設として大きな役割を担っていながらも、残念ながら施設数は減少傾向にあります。
日本医師会は、地域包括ケアシステムの中核となる有床診療所を応援しております。国民のみなさまには、こちらのサイトで有床診療所のことを詳しく知って頂けたらと考えております。 -
「有床診療所の日」301周年記念講演会
小石川養生所では、設立から江戸時代終焉までの約140年間、
貧しい町民に対して、無償で外来・在宅・入院による医療が提供されていました。
地域医療の要であった小石川養生所にちなみ、
全国有床診療所連絡協議会は、12月4日を「有床診療所の日」と制定しました。
日本医師会と全国有床診療所連絡協議会は、
1722年の小石川養生所の創設から300周年と約1年となる2023年12月3日(日曜日)に「有床診療所の日」記念講演会を開催いたしました。
当日の様子が動画でご覧頂けます。2023年12月3日開催301周年 記念講演会の模様はこちら -
知ってほしい!有床診療所
日本医師会公式キャラクターの「日医君」が、有床診療所とはどんな施設なのか、有床診療所の原点や役割、有床診療所の現状などについて解説しています。
また、動画の中では、実際に地域で貢献している有床診療所の活動を紹介しております。ぜひご覧ください!【ご協力頂きました有床診療所】
- 鈴木内科(徳島県) 鈴木率雄院長、鈴木直紀副院長
- 𠮷成医院(茨城県) 𠮷成尚院長