テーマ
令和6年能登半島地震〜被災地に寄り添った医療支援とは?
- 第1部「被災地に寄り添う」ということについて
- 第2部被災地におけるJMAT活動、統括JMATについて
- 第3部被災地に寄り添った医療支援について
第3回 シンポジウム
プログラム
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オープニングムービー
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挨拶日本医師会長 松本 吉郎
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第1部「被災地に寄り添う」ということについて
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第2部被災地におけるJMAT活動、統括JMATについて
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第3部被災地に寄り添った医療支援について
パネリストより
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統括日本医師会副会長 茂松 茂人
地域に根ざした医師会活動
医師会は、
地域に根ざした医師を支えています。
地域に根ざして診療している医師は、
自院での診療以外に、
以下のような活動を連携して行い、
地域住民の健康を守るため、
それぞれの地域を面として支えています。
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地域の時間外・救急対応
平日夜間・休日輪番業務、地域行事の救護班、在宅当番医、休日夜間急患センター、電話相談業務など(災害時には救護所・避難所への巡回診療、感染症拡大時には検査センターへの出務など自らの地域を守る活動)
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行政・医師会等の公益活動
医師会・専門医会・自治会・保健所関連の委員、警察業務への協力、防災会議、地域医療に関する会議、レセプトの審査委員会、地域ケア会議の出席、障害者認定審査会、介護保険認定審査会など
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地域保健・公衆衛生活動
母子保健、乳幼児保健(1歳6か月児健診・3歳児健診)、学校保健(学校健診、学校医活動)、学校健康教育(性教育、がん教育、禁煙・薬物教育等)、産業保健(地域産業保健センター活動、 職場の健康相談、産業医活動)、事業主健診(特定健診・特定保健指導)、高齢者保健(高齢者健診・認知症検診)、予防接種(定期・その他)、がん・成人病検診、 市民公開講座(健康講座・介護教室)、精神保健、健康スポーツ医活動など
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多職種連携
訪問診療等の在宅医療ネットワークへの参画、介護保険関連文書の作成(主治医意見書等)、多職種との会合(ケアカンファレンス等)、ACPなど
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その他
看護師・准看護師養成所、医師会共同利用施設への参画、高齢者の運転免許に関する診断書の作成、成年後見人制度における診断書の作成、死体検案、医療DX、 医療GX、学術活動、高齢者・障害者施設への対応など
ひとりひとりの医師の活動では限界がある。すべてに関わることはできません。
さまざまな専門性をもつ多くの医師が医師会活動に参加し、分担・連携することで、地域を面として支えることができます。