閉じる

令和8年(2026年)6月20日(土) / 日医ニュース

禁煙を推進したいとの思いを込めて横浜で開催

点灯ボタンを押す笹生神奈川県医師会副会長(左)と松本会長点灯ボタンを押す笹生神奈川県医師会副会長(左)と松本会長

点灯ボタンを押す笹生神奈川県医師会副会長(左)と松本会長点灯ボタンを押す笹生神奈川県医師会副会長(左)と松本会長

 世界禁煙デーイベントを5月31日、神奈川県医師会の共催、日本禁煙学会、イエローグリーンキャンペーン全国連絡協議会の後援により、横浜市内のホテルで開催した。
 今回のイベントは全国各地で行われているイエローグリーンキャンペーンに賛同する形で行ったもので、イエローグリーンという色には「受動喫煙をしたくない、させたくない」という思いが込められている。
 当日はまず、抽選で当選した約30名の中学生の参加の下に、望月友美子日本禁煙学会理事/新町クリニック産業保健統括部長が(1)たばこは麻薬などと同じくらい依存性が高く、一度始めてしまうと簡単にやめることができない、(2)周囲の人やペットにまで影響が及ぶ―ことなどを解説。また、新型たばこについては、使用者が増えていることを問題視するとともに、「販売業者は若者をターゲットとして、様々な手段を使って、『新型たばこの使用は格好良く、安全だ』と思わせようとしている」として、「今日得られた知識を基に、その罠から自身の身を守ってほしい」と呼び掛けた。

260620c2.jpg 引き続き、第2回「すすめよう禁煙!川柳コンテスト」の表彰式が行われた。
 本コンテストは、一人でも多くの方々にたばこの害について意識してもらうことを目的として、昨年に続き「禁煙の重要性やたばこの害」をテーマとして行ったもので、今回は昨年の応募数を上回り、高校生以上の一般部門には3万7036作品、中学生以下のジュニア部門には1595作品の応募があった。
 表彰式の冒頭、あいさつを行った松本吉郎会長は「たばこは様々な病気の原因にもなり、百害あって一利なしだ」と指摘。参加者に対して「本日得られた、たばこの害に関する知識を周りの人々にもぜひ、伝えてほしい」と呼び掛けるとともに、今後も日本医師会として禁煙活動を推進していく意向を示した。
 続いてあいさつした笹生正人神奈川県医師会副会長(鈴木紳一郎神奈川県医師会長の代理出席)は、喫煙禁止地区が設けられるなど、快適なまちづくりが進められている横浜市の事例を紹介。県医師会でも禁煙推進活動は極めて重要な施策と考え、行政と連携し取り組みを進めていることを報告し、県医師会の活動への理解と協力を求めた。
 山本蒔子日本禁煙学会理事長は同学会の活動を紹介した上で、川柳コンテストについて言及。「大変すばらしい取り組みであり、今回の入賞作品が多くの人々の禁煙を始めるきっかけとなると思う」と述べ、「参加者とも協力して、たばこのない世界を実現していきたい」との考えを示した。
 その後は、主催者から各部門の入賞者に表彰状と目録が授与された(入賞作品は下掲)。
 最後に、点灯式が行われ、松本会長と笹生神奈川県医師会副会長がボタンを押し、よこはまコスモワールド大観覧車及び横浜マリンタワーをイエローグリーンにライトアップし、イベントは終了となった。

第2回「すすめよう禁煙! 川柳コンテスト」入選作品

260620c3.jpg(敬称略、雅号表記も含む。カッコ内の数字は応募時の年齢)

【一般部門】(高校生以上)

・日本医師会長賞
 「AIに励ましもらいタバコ断つ」さささん(57歳・男性)
・神奈川県医師会長賞
 「スモーカー今日からパパはベビーカー」金光颯太(24歳・男性)
・審査員特別賞
 「1カートン禁煙すれば米5kg」むな(45歳・女性)
・朝日新聞社賞
 「『喫煙所』探すタイパの悪さかな」ひすみなおみ(59歳・女性)
・その他入選作品
 「りくりゅうは好きだがふくりゅう煙はイヤ」浜口直樹(46歳・男性)
 「おしゃぶりと電子タバコはよく似てる」MAKO(62歳・女性)
 「タバコやめ嫌われていた過去を知る」あーちゃんおーちゃんのじぃじ(71歳・男性)
 「あっここにも命が5分落ちている」黒木達行(81歳・男性)
 「ニコチンの積み立て口座黒い肺」みかん(16歳・男性)
 「吸いたいなそんな時には猫を吸う」いぬ(31歳・女性)
 「吸い殻が語る品格街の顔」鈴木辰彦(36歳・男性)
 「タバコってハイコスト且つ肺リスク」ガブリータ(49歳・女性)
 「夜またか禁煙延期固まるよ(回文)」野田充男(68歳・男性)
 「たばこ税命を削る2兆円」吉田松陰(76歳・男性)
 「母子手帳パパ禁煙をありがとう」西田美恵子(78歳・女性)

【ジュニア部門】(中学生以下)

・日本医師会長賞
 「たばこやめおやつもふえてぼくもニコ」吉川智貴(8歳・男性)
・神奈川県医師会長賞
 「約束を灰にしてまで吸うのよね」堀萌華(13歳・女性)
・審査員特別賞
 「ビジュいいじゃんきんえんはじめてからのパパ」きらきらちゃん(7歳・女性)
・朝日新聞社賞
 「たばこよりシールを買ってじいちゃん」前田夏音(7歳・女性)
・その他入選作品
 「AIが代われないのだ禁煙は」のんちゃん(12歳・女性)
 「タバコ買う金があるなら花束を」神林咲希(14歳・女性)
 「パパ禁煙わたし勉強がんばるね」タバコ嫌いガール(13歳・女性)
 「吸う君が未来のキミの火を消した」サラップル(14歳・女性)
 「禁煙を決めたじぃじに金メダル」脇坂凛太朗(12歳・男性)

戻る

シェア

ページトップへ

閉じる