この度、公益社団法人日本麻酔科学会(JSA)が米国麻酔科学会(ASA)と麻酔患者安全財団(APSF)と合同で行う世界初の国際会議、「安全な麻酔の ための国際会議(ICAPS2024)」を開催いたします。本会議は、日本医師会も後援しているものです。
本会議は、これまで各国が独自に、および協力して取り組んできた活動について、国際的な視点から日米およびアジアで行われてきた麻酔の安全管理への貢献、現在の問題点、そして将来への展望にわたり討議し、麻酔に関しての最重要課題の一つである安全な麻酔管理体制についての大綱をまとめることを最終目標としております。
APSFが掲げる「安全な麻酔のTop 10 Priority」を軸としたプログラムが企画されており、様々な分野から演者が招待されているため、医療従事者のみならず、政府、行政、社会、患者の立場からの麻酔の安全を考える大変貴重な機会となります。
なお、本会議で開催する日本専門医機構認定専門医共通講習・麻酔科領域講習の受講により、日本専門医機構認定専門医更新のための単位が取得できます。
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参加ご希望の方は下記ウェブサイトより参加登録をお願いいたします。
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■開催概要
◇会場:京王プラザホテル 〒160-8330東京都新宿区西新宿2丁目2-1
◇開催日:2024年2月9日(金)~ 11日(日)
◇参加申し込み期間:2023年11月22日(水)~ 2024年2月11日(日)13時30分まで
■Web開催(LIVE配信)概要
◇ライブ配信:2024年2月9日(金)~ 11日(日)
◇オンデマンド配信:後日案内
◇参加申し込み期間:2023年12月13日(水)~ 2024年2月11日(日)13時30分まで
※参加費は日本麻酔科学会の会員資格の有無などで変わるため、下記ウェブサイトからご確認をお願いいたします。
(上記の参加登録ページと同じです)
■プログラム概要
●オープニングセレモニー 開会式
ICAPS大会長:萬 知子(杏林大学医学部付属病院麻酔科 主任教授)
日本麻酔科学会理事長:山蔭 道明(札幌医科大学附属病院麻酔科 教授)
APSFニュースレター編集長:Steven Greenberg
●ICAPS2024 Honorary Lecture 名誉講演
・「患者の安全に必要不可欠な外科医麻酔科医の協働関係」
Jeffrey B Cooper(ハーバード大学医学部麻酔科教授)
●ICAPS2024 基調講演
・「APSFニュースレターの歴史、現在、そして進むべき未来への展望」
Steven Greenberg(APSFニュースレター編集長)
・「日本における医療事故報告の現状」
木村 壯介(日本医療安全調査機構 常務理事)
・「医療行政から麻酔の安全を考える」
日本麻酔科会連合年次集会(同時開催)
●シンポジウム・教育講演
・麻酔科医への期待 ~患者の安全を目指して~
・周麻酔期を長い時間軸で捉える ~ASAの『周術期サージカルホーム』~
・手術室外における麻酔の安全
・新興感染症と手術室サプライ ―COVID-19パンデミックから何を学んだのか―
・高齢化社会に向けた理想の麻酔を求めて ~周術期に神経機能を温存する~
・周術期におけるチーム医療の実践
・医療者の安全と労働衛生
・術後の安全 ~痛みのコントロールを超えたAPS~
◆問い合わせ先
安全な麻酔のための国際会議2024(ICAPS2024)
大会事務局 日本麻酔科医会連合内
運営事務局 株式会社コンベンションリンケージ内
E-mail: icaps2024office@jfanesth.jp