日本医師会では、健康食品による健康被害への対応のため、「健康食品安全情報システム」事業を立ち上げ、全国の会員からの情報収集に努めていますが、国民生活センターにおいても、消費生活の中で食品等の摂取や製品・施設・サービスの利用等によって身体に生じた被害等に関する事故について、同センターのホームページに「医師からの事故情報受付窓口(愛称:ドクターメール箱)」を開設し、情報を集めています。
医師からの情報を基に注意喚起をした例 |
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カットパンを喉に詰まらせて窒息したという事故情報が「医師からの事故情報受付窓口」に寄せられたことを受けて、国民生活センターから1歳前後の乳幼児の食品による窒息事故の再発防止のため、消費者に注意喚起が行われた。 ※事故の知らせを受けた当該品の製造事業者は、対象年齢表示や注意表示の変更、カットパンの大きさなど物性の改善に取り組んでいる。 |
当窓口は、医師が事故に遭った患者を診察した結果も踏まえた情報を早期に把握することを目的としており、ホームページ(https://www.kokusen.go.jp)から、直接情報を提供できるようになっています(ただし、交通事故、暴力、労災に関する情報は収集対象外)。
会員の先生方には、日本医師会の健康食品安全情報システムと共に、当窓口宛てにもぜひ情報提供頂きますよう、ご協力をお願い申し上げます。
問い合わせ先:国民生活センター(042-758-3165)
詳しくは国民生活センターホームページをご覧下さい。