日本医師会は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、定期予防接種の未接種者を生じさせない啓発の取り組みが重要との考えの下、「子ども予防接種週間」（主催：日本医師会、日本小児科医会、厚生労働省、後援：文部科学省、「健やか親子21」推進協議会）を今年度も、3月1日（火）から7日（月）までの7日間実施することを決めた。
「子ども予防接種週間」は4月の入園、入学に備えて、保護者を始めとした地域住民の予防接種に対する関心を高め、予防接種率の向上を図ることを目的として、平成15年度より毎年実施しているものである。
各都道府県医師会等には本期間中、「保護者からの相談対応」「通常の診療時間に予防接種を受けづらい人達が、土曜日・日曜日や夜間等に予防接種を受けられる体制の構築」等の他、「日本医師会『みんなで安心マーク』の掲示」や「子どものみならず、保護者や同居するご家族に対する感染症や予防接種に関する啓発活動」など、地域の実情に合った取り組みを企画・実施してもらう一方、日本医師会ではその支援だけでなく、ポスターの作成・配布の他、マスコミ、行政との連携の下で、ホームページ（https://www.med.or.jp/vaccine/）等を活用した積極的なPR活動を展開していくことにしている。
なお、日本医師会の公式キャラクター「日医君」を用いて制作した別掲ポスターについては、『日本医師会雑誌』2月号に同封されているので、ご活用願いたい。
