閉じる

令和3年(2021年)12月21日(火) / 「日医君」だより

AIホスピタルによる医療AIプラットフォームの第2期試行運用参加者募集について

1.「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」について
 この研究の目標はAI、IoT、ビッグデータ技術を用いた「AIホスピタルシステム」を開発・構築・社会実装することにより、高度で先進的な医療サービスを提供することで、医療機関における効率化を図り、医師や看護師等の医療従事者の抜本的な負担の軽減を実現することにあり、がん研究会プレシジョン医療研究センター所長である、中村祐輔プログラムディレクターのリーダーシップの下、情報技術やセンサー技術、音声の文書化など多彩な研究が着実に進められてきました。

 「AIホスピタルシステム」を社会実装させるために、医療AIを搭載するためのプラットフォームや、プラットフォーム事業に対するガバナンス体制の構築に向けた具体的な検討が進められています。

2.第2期試行運用の目的
 医療サービスの社会実装に向けて、医療AIプラットフォームを用いた医療AIサービスの利用に関する技術的な検証を行うことを目的としています。

3.試行運用される医療AIサービス
(1)名称:EIRL Brain Aneurysm(医療機器)
 ※脳MRA画像から脳動脈瘤診断を支援する医療AIサービス
  医療AIサービス事業者:エルピクセル株式会社(LPIXEL Inc.)、株式会社エムネス
(2)名称:今日の問診票with CDS(非医療機器)
 ※診療録作成から教科書検索までをサポートする電子問診票
  医療AIサービス事業者:株式会社プレシジョン
  参加条件:患者入力用タブレット端末は、参加される医師、医療機関等で準備頂きます。
(3)名称:Antaa QA(非医療機器)
 ※地域・診療所を超えた医師同士による質問解決プラットフォーム
  医療AIサービス事業者:アンタ―株式会社(Antaa Inc.)

4.参加費
 医師、医師が所属する医療機関、健診機関、及び医療AIサービス事業者の参加は無償とする。

5.スケジュール
 12月:医師の参加募集と参加医師の登録、医療AIサービス事業者、医療AIサービスの登録
 1月:参加医師、医療AIサービス事業者の接続テスト、及び試行運用の開始
 2月:試行運用の検証

6.参加対象者数
 医師:50名

7.参加申込方法
 日本医師会AIホスピタル推進センターホームページよりweb登録を行う
 (https://www.jmacai.med.or.jp

8.申込期間
 2021年12月17日(金)~2022年1月31日(月)午後5時 まで

戻る

シェア

ページトップへ

閉じる