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令和2年(2020年)1月20日(月) / 日医ニュース

第6回医師たちによるクリスマス・チャリティーコンサート

第6回医師たちによるクリスマス・チャリティーコンサート

第6回医師たちによるクリスマス・チャリティーコンサート

 「第6回医師たちによるクリスマス・チャリティーコンサート」が昨年12月15日、日医会館大講堂で開催された。
 横倉義武会長の発案により、2014年から開催されている本コンサートは、(1)難病等の疾病に苦しむ患者及びその家族の方々を支援する、(2)医師が医療だけでなく、芸術など多面的な分野で活躍していることを広く知ってもらう場を設ける―ことを目的として行っており、出演するユニットは厳正なる選考の上、選出されている。
 冒頭あいさつした横倉会長は、「このチャリティーコンサートが回を重ね、6回目の開催を迎えられたのは、多くの方々のご支持、ご支援を頂いたからこそであり、心より感謝申し上げる」と謝辞を述べるとともに、「日本全国各地の応募から選抜された、医師や医療スタッフを中心とする8組のユニットに演奏して頂くが、どのユニットも忙しい医療活動の合間に磨いた腕前を披露される。多様な編成、さまざまなジャンルの演奏をお楽しみ頂きたい」と呼び掛けた。
 コンサートは、ポピュラー、クラシック部門に分かれており、ポピュラー部門はボーカルの2人が眼科医(Eyes)と産婦人科医(産科)であることがユニット名の由来であり、ライブハウスでの演奏活動も行っている「愛と讃歌」(広島県)や、昨年の落選からリベンジを果たした「KU5」(福岡県)などの4組が出演。
 同様にクラシック部門も4組からなっており、本来50名の大所帯であるが、5名の選抜ユニットを組み挑んだという「文京区医師会音楽部」(東京都)、また父子ユニットで、音楽は食事と同じで無くては生きていけないと言うほど、音楽に情熱を傾ける「DUO NISHIMURA」(愛媛県)などが演奏した。
 最終演目ではゲストととして、テレビ番組「世界の車窓から」のテーマ曲の作曲・演奏で有名な溝口肇氏(チェリスト)が出演し、美しい音色に会場が包み込まれた。
 なお、来場者数は462名であり、例年どおり老若男女を問わず、多くの人達で会場が埋められた。
 また、当日の来場者並びに企業・団体等から事前に寄せられた寄付金280万7703円は、全額、「認定NPO法人国境なき医師団日本」「公益財団法人がんの子どもを守る会」「公益財団法人日本対がん協会」に寄付することになっている。

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