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平成28年(2016年)3月20日(日) / 日医ニュース

3,053点から29点が選ばれる

3,053点から29点が選ばれる

3,053点から29点が選ばれる

 第17回「生命(いのち)を見つめる」フォトコンテスト(日医・読売新聞社主催)の表彰式が3月2日に都内で開催され、中川俊男・松原謙二両副会長、石川広己・笠井英夫・羽鳥裕・釜萢敏各常任理事が出席した。
 冒頭、主催者を代表してあいさつした横倉義武会長(中川副会長代読)は、3053点の応募があったことに謝意を表明。その上で、「今回も、生命(いのち)の輝きをとらえた、素晴らしい作品ばかりで、心から感動している」と述べた。
 また、昨年9月にアジア大洋州医師会連合総会に出席した際に、アジア各国からの参加者が、保険制度がないことへの不安を口にしていたことに触れ、「国民皆保険」を次の世代に引き継いでいくことの大切さを強調するとともに、高齢者の孤独死など、昨今の社会問題を取り上げ、"何でも相談できる「かかりつけ医」"を持つことの重要性を説いた。
 引き続き表彰に入り、最優秀賞1名、日本医師会賞1名、審査員特別賞1名、読売新聞社賞1名、入選5名、佳作20名の受賞者代表11名に、それぞれ賞状・副賞が授与された。
 審査員の田沼武能日本写真著作権協会長は、「近年は作品のレベルが急激に向上しており、ただ上手に写しただけでは受賞は難しくなっている。自分が発見して、感じたものでなければ、見る人に感動を与えることはできない」と述べるとともに、「今回は、近年の時代性を映した作品などが出展されており、次回も、ヒューマンで夢のある作品に出会えることを期待している」とした。
 最後に、受賞者を代表して、最優秀賞を受賞した岡本聖氏が謝辞を述べ、審査員の織作峰子氏(写真家)、ロザンナ氏(歌手)が受賞作品に対する印象や審査の感想を語った。
 なお、入賞作品は別記事を参照されたい。

※外字は代替文字で標記しております。

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