事故やケガを未然に減らす心がけや方法をご説明します
報告でも明らかな「死因の上位:不慮の事故」
厚生労働省が毎年出版している「国民衛生の動向2008年」によると、年齢別死因の統計では「不慮の事故」が0歳では第5位、1歳~4歳と5歳~9歳では第1位となっています。これは死亡したケースなので、死亡に至らなかった不慮の事故は、数えきれないほどあるはずです。
事故の内訳は各都道府県でも調査をしていますが、いずれの場合も「転倒・転落」「誤飲」「やけど」「溺水」「窒息」といったものが大半を占めています。交通事故に関しては、お子様の行動範囲が広がってから、多く起き始めています。
事故の多くは「不慮」ではなく、必ず原因があります
「不慮の事故」という名称はついておりますが、原因は必ずあるはずです。そして、その多くは大人が配慮することで防ぐことができるものが大半です。
子どもの周辺では安全が第一です。大人にとって安全な場所でも、子どもにとっては危険な場所は数多くありますので、国や地方自治体、町内会の協力のもと、子どもの安全対策が非常に大切だと感じます。
参考情報になりますが、公的な機関・団体が、パンフレットやデータを公開したり、講習会を開催しています。このような情報源を利用して、事故防止のための知識や見解を深めていきましょう。