ぶつけた・ぶつかった
「青あざ」ができたとき
ぶつかった状態によっては、皮下出血をしてしまいます。皮下出血とは何かというと、皮膚が損傷して、奥のほうで出血している状態です。初めは青く見えるので「青あざ」とも呼ばれています。
痛みを伴って青くはれますので子どもは大泣きしますが、ぶつけた場合は、患部を冷やすことで、一時的に腫れや痛みが治まります。
しかし、冷やせば回復が早くなるということではありませんので注意してください。注意深く観察し、もしも、ケガの後から徐々に腫れてきたり、痛みが治まらない様子、体などを動かせないほどの場合には病院で診察を受けてください。
体の部位「おなかや胸」をぶつけたとき
子供は様々な遊びをします。その中で、胸やおなか、背中などをぶつける事がたまにあります。
何かに激しくぶつかり、意識が無くなったり出血が見られるようなときには、迷わず心肺蘇生等の応急手当を行い、救急車を呼んでください。
胸やおなかを強くぶつけた場合には、肋骨の骨折や内臓破裂も考えられますので、しばらくして子どもが泣きやんでいても、注意深く観察してみてください。
医師に診てもらう場合には「体のどこの部分を、何で、どのようにぶつけたのか?」伝えるようにしてください。
子どもの周辺の確認
お子様がケガをしないよう、普段から何かにぶつからないような工夫が必要です。壁の角や遊具は仕方がないにしても、不必要に大きく飛び出している物や、ケガをしやすい物が落ちていたりしないように注意して下さい。
また、電源コードや家具のぐらつきなど、大人でもケガをするような要素ですから、注意してください。