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平成30年(2018年)6月22日(金) / 「日医君」だより / プレスリリース

第Ⅸ次生涯教育推進委員会答申「卒前・卒後教育の一貫性から見た日医生涯教育制度のあり方」について

 羽鳥裕常任理事は、6月20日の定例記者会見で、生涯教育推進委員会が会長諮問「卒前・卒後教育の一貫性から見た日医生涯教育制度のあり方」に対する答申を取りまとめ、6月19日に長谷川仁志委員長(秋田県医師会理事)から横倉義武会長に手交したことを報告した。

 答申は、(1)日医生涯教育制度の役割と世界の動向、(2)卒前・卒後教育の課題と改革ポイント、(3)卒前・卒後教育の一貫性から見た日医生涯教育制度のあり方を考える―受講率を上げ、質を保証するための方向性―、(4)おわりに―から構成されており、あらゆる年代に対応した日医生涯教育制度の実現について提言されている。

 同常任理事は、「医師の生涯教育において『各分野横断的に医師免許取得者としての基本的な診療の質(知識・技術・態度)を保証する役割を担う日医生涯教育制度』と『専門性の質保証を担う専門医制度』との役割を再認識する」等、7項目からなる本答申の要点について紹介した上で、「本答申の内容を踏まえ、これから臨床研修や専門研修等を終えて各地で働くことになる医師が、日医生涯教育制度を利用することによって、どの診療科の医師でも突発的な事態等に的確に対応できるようにしていきたい」と述べ、e-ラーニングを中心とするアクティブラーニング等も交えながら内容の充実を図っていく姿勢を示した。

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